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12月最終週中日の米国時間の値動きに注意か

相場レポート

12月最終週中日の米国時間の値動きに注意か

12月最終週中日の米国時間の値動きに注意か
本日のポイント
  1. 米・中古住宅販売保留
  2. 米・卸売在庫(速報値)

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、ナスダックは5営業日振りに反落。前日比マイナス0.56%の15,781ポイントで終了した。前日の米株安に伴い、日経平均も28,800円台まで0.89%ほど下落している。恐怖指数(VIX)は小幅に上昇し17.5となっている。

為替市場は、ドルインデックスが96.1付近での横ばい推移となっており、米ドルは対ポンドで大きな値動きを見せておらず、ポンド米ドルは1.341から1.346でのレンジ推移となっている。ポンド米ドルは、4時間足で見ると20MAに下値を支えられる形で上昇基調となっているが、RSIが70付近と高値圏で推移しているため調整からの下落を警戒したい。

本日は、欧州時間は特に指標発表や要人発言は予定されておらず、米国時間に入った22:30に米・卸売在庫(速報値)、24:00に米・中古住宅販売保留、24:30に米・週間原油在庫、27:00に米・7年債入札がある予定だ。年末にかけ流動性が低下してくるため、年明け前に為替市場に突発的な値動きが発生するのか慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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