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強含んでいる欧州通貨の動向に注目か

相場レポート

強含んでいる欧州通貨の動向に注目か

強含んでいる欧州通貨の動向に注目か
本日のポイント
  1. 米・S&Pケースシラー住宅価格指数
  2. 米・5年債入札

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって続伸となり、株高・金利高・原油高のリスクオン相場となった。商品市場は原油WTIを含めシルバーやプラチナなど全般的に上昇しており、恐怖指数(VIX)は17.6まで下落している。仮想通貨市場は全般的に下落しており、BTCUSDは、前日比マイナス3.5%の49,188ドル付近での推移となっている。

為替市場は、昨日時点でポンドの上昇が目立っており、ポンド米ドルは1.337から1.344まで100pips以上の上昇となった。ただ、ポンドは対ユーロでは小幅に下落を見せており、ユーロポンドは0.845から0.842まで下向いた。テクニカル的には、ユーロポンドは直近安値である0.841を超えて実体足で下抜けるかが鍵となるだろう。

本日は、欧州時間は指標発表がなく、米国時間に入った23:00に米・S&Pケースシラー住宅価格指数、24:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、27:00に米・5年債入札が予定されている。2021年の最終週に通貨強弱がどう動くのか、今年残り3日間の価格動向を予想しつつ慎重に判断したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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