12月最終週始めの値動きに注意か

2021.12.27
- トルコ・景気動向指数
- 米・ダラス連銀製造業活動指数
先週末は、米国市場で、クリスマスにより休場となり、米10年債利回りが1.48%へと小幅に下落となった。株式市場が開いている日本では、日経平均が前日から0.37%ほど下落して28,676円での終了となった。マザーズは1.8%下落し985で着地した。
為替市場は、大きな窓なくスタートし、ユーロが弱含んでおり、ユーロ円が他のクロス円に比べて下落が目立っている。ユーロ円は先週末、129.76をトップにボラティリティが低い中129.20まで下落し、本日のアジア時間でも回復できていない。ただ、4時間足では高値を更新している形状となっているため、下落が停止するのか注視したい。
本日は、16:00にトルコ・景気動向指数、トルコ・設備稼働率、24:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、27:00に米・2年債入札が予定されている。今週は、大きな指標発表はないものの、30日(木)の米・新規失業保険申請件数や、米・シカゴ購買部協会景気指数が発表される予定となっている。今週は今年最後の週となるが、欧米は通常通りの取引となるため、突発的な大きな値動きを警戒したい。
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