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12月最終週始めの値動きに注意か

相場レポート

12月最終週始めの値動きに注意か

12月最終週始めの値動きに注意か
本日のポイント
  1. トルコ・景気動向指数
  2. 米・ダラス連銀製造業活動指数

先週末は、米国市場で、クリスマスにより休場となり、米10年債利回りが1.48%へと小幅に下落となった。株式市場が開いている日本では、日経平均が前日から0.37%ほど下落して28,676円での終了となった。マザーズは1.8%下落し985で着地した。

為替市場は、大きな窓なくスタートし、ユーロが弱含んでおり、ユーロ円が他のクロス円に比べて下落が目立っている。ユーロ円は先週末、129.76をトップにボラティリティが低い中129.20まで下落し、本日のアジア時間でも回復できていない。ただ、4時間足では高値を更新している形状となっているため、下落が停止するのか注視したい。

本日は、16:00にトルコ・景気動向指数、トルコ・設備稼働率、24:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、27:00に米・2年債入札が予定されている。今週は、大きな指標発表はないものの、30日(木)の米・新規失業保険申請件数や、米・シカゴ購買部協会景気指数が発表される予定となっている。今週は今年最後の週となるが、欧米は通常通りの取引となるため、突発的な大きな値動きを警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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