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週後半のボラティリティ低下を見越しての値動きに注意か

相場レポート

週後半のボラティリティ低下を見越しての値動きに注意か

週後半のボラティリティ低下を見越しての値動きに注意か
本日のポイント
  1. 英・CBI企業動向調査
  2. 米・景気先行指数

先週末は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油安のリスクオフムードが展開された。ダウ平均は前日から500ドルを超える下げとなり、35,365ドルでの着地となった。先週末に行われた米・FOMCでの発表により、早期利上げ観測が浮上し、市場に警戒感が漂ったことから売りが優勢となった。

為替市場は、先週末時点で米ドルと円が最強通貨となり、クロス円が小幅ながらに下落した。クロス円の中でも下落が顕著だったのがユーロ円で、ユーロ円は128.98から127.77まで100pips以上の下落となった。テクニカル的には、ユーロ円は日足200MAに上値を抑えられる形で反落しており、直近安値である127.87を超えて下落しているため、次の安値ターゲットである127.49を下回るのか慎重に注視したい。

本日は、18:00に欧・経常収支、20:00に英・CBI企業動向調査、24:00に米・景気先行指数が予定されている以外は、大きな指標発表や要人発言は控えていない。今週は、22日(水)に米・第3四半期GDP(確報値)、23日(木)に米・PCEデフレーターが予定されている中、週後半の24日、25日は欧米がクリスマス休暇となるため、流動性が低下することが考えられる。重要イベント経過後の為替市場がどのような反応を見せるのか、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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