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英・失業率の結果に注目か

相場レポート

英・失業率の結果に注目か

英・失業率の結果に注目か
本日のポイント
  1. 英・失業率
  2. 米・NFIB中小企業楽観指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反落し、株安・金利安・原油安のリスクオフ相場となった。原油WTIは70.5ドルまで3%ほど下落した。一方、OPECはオミクロン株による需要規制は限定的との見方を示し、2022年第1四半期の石油需要見通しを上方修正した。

為替市場は、ポンドの上値が重くなっており、ポンド円は昨日の米国時間で約90pips下落し、現在は節目の150.00を割り込み、149.79付近となっている。テクニカル的には、ポンド円は時間足ですでに200SMAの下に位置しており、4時間足でも上値を切り下げているため、このまま下落が継続するのか慎重に注視したい。

本日は、欧州時間の16:00に英・失業率、トルコ・住宅輸入価格、16:30にスイス・生産者輸入価格、19:00に欧・鉱工業生産、20:00に米・NFIB中小企業楽観指数と、米国時間の22:30に米・生産者物価指数、28:00にNZ・オアRBNZ総裁の発言、翌6:45にNZ・第3四半期経常収支が予定されている。本日の英・失業率の変化を見つつ、ポンドの方向性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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