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拮抗状態のユーロ米ドルに方向感は出るのか

相場レポート

拮抗状態のユーロ米ドルに方向感は出るのか

拮抗状態のユーロ米ドルに方向感は出るのか
本日のポイント
  1. 英・BOE金融安定報告書公表
  2. トルコ・経常収支

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反発となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。先週末に発表された経済指標が好調な中、米10年債利回りが低下し、買い注文が入りやすい地合いとなった。原油WTIは72.6ドルまで上昇しており、恐怖指数(VIX)は13%ほど低下し18.6となっている。

為替市場は、大きな窓なくスタートし、米ドルとユーロの拮抗状態が継続している。ユーロ米ドルは1.129付近で方向感を探る値動きとなっており、先月末からのレンジ内を抜け切れていない。日足ベースで直近安値である1.118と、直近高値である1.135をどちらかにブレイクするのか慎重に静観したいところだ。

本日は、16:00に英・BOE金融安定報告書公表、トルコ・経常収支、トルコ・鉱工業生産、17:30に香港・生産者物価指数、香港・鉱工業生産指数が発表される他は、特に大きな要人発言や指標発表は予定されていない。今週は、15日(水)に英・消費者物価指数、米・FOMC政策金利と声明発表、16日(木)にスイス・SNB政策金利発表、英・BOE政策金利発表が予定されており、特に15日(水)の米・FOMCまでは、様子見ムードとなる可能性がある。FOMC前の本日、欧州通貨と米ドルのバランスがどう変化するのか、しっかりと確認したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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