米・イエレン財務長官の議会証言に注意か

2021.12.01
- 米・ISM製造業景況指数
- 米・イエレン財務長官の議会証言
昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反落となり、株安・金利安・原油安のリスクオフ相場となった。原油WTIは、70ドルを大きく割り込み、1バレル67.5ドル付近で推移している。ゴールドも上値が重く、11月の月末最終日に大幅に下落し、1,778ドル付近となっている。
為替市場は、ポンド円が昨日1日で200pips近い下落となり、一時節目の150.00を割り込み149.71を記録した。しかし本日のアジア時間で下落幅分の半値以上回復し、現在は150.90付近で推移している。テクニカル的には、ポンド円は日足安値の148.98には届いていないため、このまま上昇が継続するのか慎重に見極めたいところだ。
本日は、16:00にトルコ・製造業PMI、英・ネーションワイド住宅価格、独・小売売上高、16:30にスイス・消費者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:15に米・ADP全国雇用者数、22:30に加・住宅建設許可、23:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、23:45に米・製造業PMI、24:00に米・ISM製造業景況指数、米・パウエルFRB議長の議会証言、米・イエレン財務長官の議会証言が予定されている。ヘッドラインニュースに耳を傾けつつ通貨強弱を静観したい。
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