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オミクロン株懸念一服でクロス円反発上昇なるか

相場レポート

オミクロン株懸念一服でクロス円反発上昇なるか

オミクロン株懸念一服でクロス円反発上昇なるか
本日のポイント
  1. 米・イエレン財務長官の議会証言
  2. 米・S&Pケース・シラー住宅価格指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反発上昇となり、株高・金利安・原油横ばいの相場展開となった。懸念されていた新型コロナウイルスの変異種である【オミクロン株】の感染拡大懸念が後退したため、株式市場に安心感が広がった。米10年債利回りは、1.52%付近での推移となっている。

為替市場は、ユーロが米ドルに対し若干強含んでおり、ユーロ米ドルが1.120から1.129まで反発している。テクニカル面では、ユーロ米ドルは4時間足20MAに下値を支えられる形で反発しているため、このまま20MAに沿って反発が継続するのか慎重に判断したい。

本日は、16:00に仏・消費者物価指数(速報値)、仏・第3四半期GDP(改定値)、17:00にスイス・KOF先行指数、17:55に独・失業率、19:00に欧・消費者物価指数(速報値)、22:00に英・マンMPC委員の発言、22:30に加・GDP、23:00に米・S&Pケース・シラー住宅価格指数、23:45に米・シカゴ購買部協会指数、24:00に米・消費者信頼感指数、米・パウエルFRB議長の議会証言、米・イエレン財務長官の議会証言、27:00に米・クラリダFRB議長の議会証言が予定されている。11月最終日となる本日の値動きがどの方向に傾くのか、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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