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新型コロナウイルスの変異種によりリスクオフか

相場レポート

新型コロナウイルスの変異種によりリスクオフか

新型コロナウイルスの変異種によりリスクオフか
本日のポイント
  1. 米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言
  2. 米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がひけにかけそろって下落し、株安・金利安・原油安のリスクオフムードとなった。昨日発表された米・11月ISM製造業景気指数は、前月の60.8から61.1へと増加したものの、新型コロナウイルスの変異種が米国内で初確認されたことを受け株価が下落となった。

為替市場は、再び円買い基調に入りつつあり、クロス円が昨日の欧州時間から下落した。ポンド円は、いったん151.42まで上昇したものの、その後反落し149.46まで押し戻された。なお、ポンド円は今年9月21日の安値である148.92を下抜けるかが鍵となるだろう。

本日は、16:30にスイス・小売売上高、19:00に欧・生産者物価指数、欧・失業率、21:30に米・チャレンジャー人員削減予定数、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量、25:00に米・クオールズFRB副議長の発言、25:30に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言が予定されている。指標発表と要人発言内容に注意しつつ、通貨強弱を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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