対米ドルでのポンドの下落に注意か

2021.11.25
- 欧・ラガルドECB総裁の発言
- 英・ハスケルMPC委員の発言
昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは、78.4ドルまで小幅に下落しており、ゴールドは米ドルの上昇に伴い下落し、1,792ドル付近となっている。恐怖指数(VIX)は4%ほど反落し、18.5付近での推移だ。
為替市場は、ポンドが米ドルに対して弱含み、ポンド米ドルは、1.337から1.331まで下落した。テクニカル的には、ポンド米ドルは4時間足20MAを中心とし下落しており、すでに今年安値を更新している状況だ。このまま下伸するかは、米ドルの力強さを確認しつつ判断したい。
本日の指標は、16:00に独・第3四半期GDP(改定値)、独・GFK消費者信頼感調査、18:30に南ア・生産者物価指数、21:30に欧・10月分ECB理事会議事要旨公表、22:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、23:05に英・ハスケルMPC委員の発言、26:30に英・ベイリーBOE総裁の発言、翌6:00にNZ・ANZ消費者信頼感指数が予定されている。強含んでいる米ドルの力強さが維持されるのか慎重に静観したい。
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