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対米ドルでのポンドの下落に注意か

相場レポート

対米ドルでのポンドの下落に注意か

対米ドルでのポンドの下落に注意か
本日のポイント
  1. 欧・ラガルドECB総裁の発言
  2. 英・ハスケルMPC委員の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは、78.4ドルまで小幅に下落しており、ゴールドは米ドルの上昇に伴い下落し、1,792ドル付近となっている。恐怖指数(VIX)は4%ほど反落し、18.5付近での推移だ。

為替市場は、ポンドが米ドルに対して弱含み、ポンド米ドルは、1.337から1.331まで下落した。テクニカル的には、ポンド米ドルは4時間足20MAを中心とし下落しており、すでに今年安値を更新している状況だ。このまま下伸するかは、米ドルの力強さを確認しつつ判断したい。

本日の指標は、16:00に独・第3四半期GDP(改定値)、独・GFK消費者信頼感調査、18:30に南ア・生産者物価指数、21:30に欧・10月分ECB理事会議事要旨公表、22:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、23:05に英・ハスケルMPC委員の発言、26:30に英・ベイリーBOE総裁の発言、翌6:00にNZ・ANZ消費者信頼感指数が予定されている。強含んでいる米ドルの力強さが維持されるのか慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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