米FOMC議事録公表内容に注目か

2021.11.24
- 米・11月分FOMC議事録公表
- 米・新規失業保険申請件数
昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。昨日発表された米・製造業/サービス業PMI(速報値)は、56.5となり、前月10月の57.6から低下し、直近で見られる労働力不足が影響した。ラッセル2000は小幅安の2,327となっている。
為替市場は、クロス円の中で加ドルが大きく反発し、加ドル円は89.95から90.95まで上昇した。加ドル円は、4時間足で依然200SMAの下に位置しており、91.4の200SMAラインまで上昇できるかが、鍵となるだろう。なお、米ドル加ドルは上昇基調が継続しており、1.268付近で推移している。
本日は、16:00にトルコ・景気動向指数、18:00に独・IFO景況指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・第3四半期GDP(改定値)、米・個人消費、米・耐久財受注、23:30に英・テンレイロMPC委員の発言、24:00に米・新築住宅販売件数、米・ミシガン大消費者信頼感指数、米・個人所得、米・週間天然ガス貯蔵量、24:30に米・週間原油在庫、28:00に米・11月分FOMC議事録公表が予定されている。本日公開される米FOMC議事録公表内容に注目しつつ、通貨強弱を見極めたい。
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