週末金曜日の値動きに注意か

2021.11.19
- 欧・ラガルドECB総裁の発言
- 米・クラリダFRB副議長の発言
昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは、1バレル79.0ドルまで2.5%ほど上昇しており、恐怖指数(VIX)も2.8%ほど上昇し、17.5となっている。昨日発表された米・新規失業保険申請件数は、前回値から上昇し26.8万件となり、市場予想の26.0万件からも上振れた。
為替市場は、昨日時点でニュージーランドドルが最強通貨となり、下落基調が継続していた豪ドルニュージーランドドルが反発し、1.031から1.034まで上昇した。ただ、テクニカル的に見ると、豪ドルニュージーランドドルは、4時間足で下値と上値を切り下げているため、買いで入る場合は、しっかりと上値更新を確認したいところだ。
本日は、16:00に英・小売売上高、独・生産者物価指数、17:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、21:00に英・ピルMPC委員の発言、22:00に独・バイトマン独連銀総裁の発言、22:30に加・小売売上高、24:45に米・ウォラーFRB理事の発言、26:15に米・クラリダFRB副議長の発言、27:00に欧・ラガルドECB総裁の発言が予定されている。週末金曜日の相場に大きな流れが出るのか慎重に見極めたい。
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