強含んでいる米ドルの力強さは継続となるか
2021.11.12
- 米・ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)
- トルコ・鉱工業生産
昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利高・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは80.9ドル付近での横ばい推移となっており、ゴールドは一昨日の急騰から大きく値を下げることなく、1,860ドル付近で停滞している。米10年債利回りは、1.56%台での推移だ。
為替市場は、米ドルが強含んでおり、ポンド米ドルが下伸している。ポンド米ドルは1.343から1.335まで小幅に下落しているが、週足では200EMAの真上に差し掛かっており、このまま下抜けるには、大きなエネルギーが必要となるため、米ドルの方向性をしっかりと見極めたいところだ。
本日は、16:00にトルコ・鉱工業生産、16:30にスイス・生産者輸入指数、19:00に欧・鉱工業生産、23:00に英・ハスケルMPC委員の発言、24:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)、米・JOLT労働調査、26:10に米・ウィリアムズNY連銀総裁の発言が予定されている。来週からの月後半に向けて、本日の為替市場がどのように動くのか、慎重に静観したい。
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