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強含んでいる米ドルの力強さは継続となるか

相場レポート

強含んでいる米ドルの力強さは継続となるか

強含んでいる米ドルの力強さは継続となるか
本日のポイント
  1. 米・ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)
  2. トルコ・鉱工業生産

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が上昇となり、株高・金利高・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは80.9ドル付近での横ばい推移となっており、ゴールドは一昨日の急騰から大きく値を下げることなく、1,860ドル付近で停滞している。米10年債利回りは、1.56%台での推移だ。

為替市場は、米ドルが強含んでおり、ポンド米ドルが下伸している。ポンド米ドルは1.343から1.335まで小幅に下落しているが、週足では200EMAの真上に差し掛かっており、このまま下抜けるには、大きなエネルギーが必要となるため、米ドルの方向性をしっかりと見極めたいところだ。

本日は、16:00にトルコ・鉱工業生産、16:30にスイス・生産者輸入指数、19:00に欧・鉱工業生産、23:00に英・ハスケルMPC委員の発言、24:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)、米・JOLT労働調査、26:10に米・ウィリアムズNY連銀総裁の発言が予定されている。来週からの月後半に向けて、本日の為替市場がどのように動くのか、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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