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リスクオフムードによりクロス円下落継続か

相場レポート

リスクオフムードによりクロス円下落継続か

リスクオフムードによりクロス円下落継続か
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数
  2. 米・30年債入札

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって反落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。米10年債利回りは、1.46%まで回復し、原油WTIは1バレル84.3ドルまで上昇している。恐怖指数(VIX)も昨日に引き続き上昇しており、17.8となっている。ゴールドは1,800ドルを回復し、1,828台での推移だ。

為替市場は、米ドル円が緩やかに下落し、現在は112.84となり、時間足20MAに上値を抑えられる形で下伸している。4時間足では、米ドル円は200SMAの上で方向感を探る値動きとなっているため、本日の米国時間の指標発表により、値動きが変化するのか、慎重に静観したい。

本日は、欧州時間の16:00に独・消費者物価指数、トルコ・失業率、18:00に独・バイトマン独連銀総裁の発言、米国時間の21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・新規失業保険申請件数、英・テンレイロMPC委員の発言、米・消費者物価指数、24:00に米・卸売在庫、24:30に米・週間原油在庫、26:00に週間天然ガス貯蔵量、27:00に米・30年債入札、28:00に米・財政収支が予定されている。強含んでいる円が他通貨に対しどのようなスタンスとなるのか、しっかりと見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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