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上値が重い欧州通貨の方向性に注意か

相場レポート

上値が重い欧州通貨の方向性に注意か

上値が重い欧州通貨の方向性に注意か
本日のポイント
  1. 英・失業率
  2. 欧・ECB月例報告

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって続落となり、株安・金利高・原油安のリスクオフ相場となった。昨日発表された米国の経済指標の結果が好調だったことから、インフレ懸念により、米10年債利回りは6.3%ほど上昇し、1.56%となっている。恐怖指数(VIX)は5.3%ほど上昇。18.7台での推移だ。

為替市場は、上昇している米ドルに反し、欧州通貨の上値が重く、ポンド米ドルは1.357から1.341まで下落した。テクニカル面では、ポンド米ドルは週足で200EMAに差し掛かっているものの、200SMAまではまだ距離があるため、このまま下落が継続するのか、慎重に判断したいところだ。

本日は、欧州時間の16:00に英・失業率、英・GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、英・貿易収支、18:00に欧・ECB月例報告、19:45に英・マンMPC委員の発言と、米国時間の26:30にスイス・メクラーSNB理事の発言が予定されている。週後半に差し掛かり、値動きが大きくなってきた為替相場の通貨強弱がどう変化するのか、しっかりと見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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