リスクオフムードによりクロス円下落継続か
2021.11.10
- 米・消費者物価指数
- 米・30年債入札
昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって反落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。米10年債利回りは、1.46%まで回復し、原油WTIは1バレル84.3ドルまで上昇している。恐怖指数(VIX)も昨日に引き続き上昇しており、17.8となっている。ゴールドは1,800ドルを回復し、1,828台での推移だ。
為替市場は、米ドル円が緩やかに下落し、現在は112.84となり、時間足20MAに上値を抑えられる形で下伸している。4時間足では、米ドル円は200SMAの上で方向感を探る値動きとなっているため、本日の米国時間の指標発表により、値動きが変化するのか、慎重に静観したい。
本日は、欧州時間の16:00に独・消費者物価指数、トルコ・失業率、18:00に独・バイトマン独連銀総裁の発言、米国時間の21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・新規失業保険申請件数、英・テンレイロMPC委員の発言、米・消費者物価指数、24:00に米・卸売在庫、24:30に米・週間原油在庫、26:00に週間天然ガス貯蔵量、27:00に米・30年債入札、28:00に米・財政収支が予定されている。強含んでいる円が他通貨に対しどのようなスタンスとなるのか、しっかりと見極めたい。
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