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弱含んでいる欧州通貨は、下落が継続となるか

相場レポート

弱含んでいる欧州通貨は、下落が継続となるか

弱含んでいる欧州通貨は、下落が継続となるか
本日のポイント
  1. 独・小売売上高
  2. スイス・SVME購買担当者景況指数

先週末は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって上昇し、株高・金利安・原油横ばいの相場展開となった。週末に発表された米・9月PCEデフレーターは、市場予想と一致し4.4%となり、伸び率は30年振りの高水準となった。インフレ懸念は払拭されていないものの、相場への影響は限定的だった。

為替市場は、目立った窓開けは見られず、本日のアジア時間でクロス円が横ばい傾向となっている。中でも欧州通貨は軟調で、ユーロ円は132.93から131.61まで下落した。テクニカル的には、ユーロ円は日足20MAに支えられる形でここ3日ほど下値が止まっており、131.57付近の20MAサポートに耐えられるか、慎重に判断したいところだ。

本日の指標は、16:00に独・小売売上高、17:30に香港・第3四半期実質GDP、17:30にスイス・SVME購買担当者景況指数、17:55に独・製造業PMI、18:00に欧・製造業PMI、18:30に英・製造業PMI、21:30に加・景気先行指数、23:00に米・ISM製造業景気指数と米・建設支出が予定されている。今週は、3日(水)の米・FOMCを始め、豪・英の政策金利発表、週末5日(金)の米・雇用統計と、イベントが多くなっている。指標発表に十分注意しつつ、通貨強弱を見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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