欧・製造業PMIに注目か

2021.11.02
- 欧・製造業PMI
- ニュージーランド・RBNZ金融安定報告書
昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって上昇し、株高・金利安・原油高のリスクオン相場となった。昨日発表された米・10月ISM製造業景気指数は、60.5の市場予想に対し60.8となり、市場予想を上回ったものの、前月からは低下となった。原油WTIは、1バレル84.07ドルまで上昇している。
為替市場は、ポンドの弱さが目立っており、昨日時点でポンドは終日最弱通貨となった。他のクロス円が堅調な中、本日のアジア時間で、ポンド円は155.43まで下落となっている。ただ、ポンド円は4時間足120MAに差し掛かっているため、この155.39ラインがサポートとなるのか、慎重に判断したい。
本日は、アジア時間の14:50に豪・デベルRBA副総裁の発言、欧州時間の16:30にスイス・消費者物価指数と、小売売上高、17:50に仏・製造業PMI、17:55に独・製造業PMI、18:00に欧・製造業PMIと南ア・製造業PMIと、米国時間の21:30に加・住宅建設許可、29:00にニュージーランド・RBNZ金融安定報告書の公表が予定されている。米国時間の指標発表と値動きに注意しつつ、通貨強弱を見極めたい。
過去の相場レポート
2025.08.13
英失業率改善にて対円で上昇したポンドの上値余地を注視か
2025.08.12
拮抗しているポンド米ドルの方向性が明確となるのか値動きに注目か
2025.08.11
日本円に次いで弱含んだスイスフランの回復余地を静観か
2025.08.08
下落した加ドル円が回復を見せるのか米国時間での値動きに注目か
2025.08.07
BOE政策金利発表でのポンドのボラティリティに要注意か
2025.08.06
最弱から一転、回復したポンド円の上値余地を注視か
2025.08.05
上値が限定されたユーロの続落性に要警戒か
2025.08.04
日本円についで強含んだユーロの上伸性を注視か
2025.08.01
月末に急回復したスイスフランの上値余地を注視か
2025.07.31
続落しているユーロの回復余地に注目か