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米・シカゴ連銀全米活動指数に注目か

相場レポート

米・シカゴ連銀全米活動指数に注目か

米・シカゴ連銀全米活動指数に注目か
本日のポイント
  1. 米・シカゴ連銀全米活動指数
  2. 米・ダラス連銀製造業活動指数

先週末は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは84.65ドルとなり、今月高値を更新。高値圏での推移が継続している。恐怖指数(VIX)は3%ほど上昇し、15.4付近だ。サウジアラビアのエネルギー相は、パンデミックの影響から、需要増には慎重な姿勢を崩さず、原油の大幅増産に後ろ向きな発言をした。

為替市場は、先週末から継続していた円買いが、本日のアジア時間で留まっており、ユーロ円は132.00から132.60まで反発上昇している。テクニカル的には、ユーロ円は4時間足で上値と下値を切り下げている状態が継続しているため、明確な方向転換となるのか、じっくりと静観したいところだ。

本日の指標は、16:00にトルコ・景気動向指数と設備稼働率、17:00に独・Ifo景況指数が予定されており、米国時間に入ると、21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、22:00に英・テンレイロMPC委員の発言、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数が発表予定だ。今週は、日銀・加・BOC、欧・ECBの政策金利発表が予定されている。各種通貨がどのような競り合いを見せるのか、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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