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米ドルと欧州通貨のバランスに注目か

相場レポート

米ドルと欧州通貨のバランスに注目か

米ドルと欧州通貨のバランスに注目か
本日のポイント
  1. 米・新築住宅販売件数
  2. 米・リッチモンド連銀製造業指数

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、もっとも上げ幅の大きかったナスダックは、前日比プラス0.90%の15,226ポイントで終了した。半導体指数(SOX)も上昇、3,392付近での推移となっている。米10年債利回りは上昇が一服し、現在1.64%台での推移だ。

為替市場は、昨日発表された独・10月Ifo景況感指数が、98.0の予想に対し97.7となり、4か月連続で低下したことから、ユーロの上値が重くなっており、ユーロポンドは0.846から0.842まで下落した。ユーロはオセアニア通貨に対しても弱含んでおり、ユーロ豪ドルは、1.545まで下伸している。

本日は、欧州時間の19:00に英・CBI流通取引調査と、米国時間の22:00に米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、23:00に米・消費者信頼感指数、米・新築住宅販売件数、米・リッチモンド連銀製造業指数、26:00に米・2年債入札が予定されている。また、本日はアルファベットやツイッター、マイクロソフトなどの米ハイテク企業決算が集中している。米株の値動きに注意しつつ、通貨バランスを慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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