スイスフランの下落に警戒か

2021.09.14
- 独・バイトマン独連銀総裁の発言
- スイス・生産者輸入価格
昨日は、米国市場でダウ平均とS&P500が回復し、株高・金利安・原油高のリスクオン展開となった。本日の日経平均も30,600円台を回復しており、BTCUSDは先週の下落から水準を保っており、45,100ドル台となっている。
為替市場は、昨日の欧州時間からスイスフランが最弱通貨となり、スイスフラン円は、120.03から一時119.09まで下落した。テクニカル面では、スイスフランは日足ベースですでに20MAの下に位置しており、118.8付近までは、大きなサポートが見当たらないため、リバウンドが入らなかった場合の下値追いに警戒したい。
本日は、15:00に英・失業率、英・新規失業保険申請件数、15:30にスイス・生産者輸入価格、16:00にトルコ・住宅価格、16:35に独・バイトマン独連銀総裁の発言、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、21:30に米・消費者物価指数、加・製造業売上高と、翌7:45にニュージーランド・第2四半期経常収支が発表予定となっている。弱さが目立っている欧州通貨が、週前半にどのような値動きを見せるのか、しっかりと見極めたい。
過去の相場レポート
2025.08.15
続伸から一転し日足陰線となったポンド円の方向性を注視か
2025.08.14
最弱となった米ドルがさらなる軟化を見せるのか方向性に注目か
2025.08.13
英失業率改善にて対円で上昇したポンドの上値余地を注視か
2025.08.12
拮抗しているポンド米ドルの方向性が明確となるのか値動きに注目か
2025.08.11
日本円に次いで弱含んだスイスフランの回復余地を静観か
2025.08.08
下落した加ドル円が回復を見せるのか米国時間での値動きに注目か
2025.08.07
BOE政策金利発表でのポンドのボラティリティに要注意か
2025.08.06
最弱から一転、回復したポンド円の上値余地を注視か
2025.08.05
上値が限定されたユーロの続落性に要警戒か
2025.08.04
日本円についで強含んだユーロの上伸性を注視か