オセアニア通貨の下値余地に警戒か

2021.09.15
- 英・消費者物価指数
- 米・NY連銀製造業景気指数
昨日は、欧州市場・米国市場ともに株価が下落し、仏・CAC40は前日比マイナス0.36%の6,652で終了した。米国の債券は続伸し、米10年債利回りは1.3%台を割り込み1.28%となっている。ゴールドは節目の1,800ドル台を回復し、現在は1,803ドル台での推移だ。
為替市場は、円高傾向が見られ、豪ドルが昨日時点で最弱通貨となっており、豪ドル円は今月初旬からの下落傾向を踏襲し、81.10から80.02まで下伸した。ただ、テクニカル面で、日足ベースでは上値を切り上げているため、今後の米ドルを含めた他通貨との兼ね合いなどに注意したいところだ。
本日は、15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、15:45に仏・消費者物価指数(速報値)、18:00に欧・鉱工業生産、20:00に南ア・小売売上高、米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・消費者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、22:00に加・中古住宅販売件数、22:15に米・鉱工業生産、23:30に米・週間原油在庫、翌7:45にニュージーランド・第2四半期GDPが予定されている。週半ばとなり、後半にかけ明確な値動きが生じるのか、慎重に判断したい。
過去の相場レポート
2025.06.25
要人発言にて弱含んだ米ドルの回復余地を注視か
2025.06.24
米ドルの反発余地とスイスフランの上昇継続に注目か
2025.06.23
上昇したポンド円の上値余地に注目か
2025.06.20
対円で上昇した米ドルの上値余地を静観か
2025.06.19
4.25%据え置き予想のBOEにて方向感が明確となるのかポンドの動きに注目か
2025.06.18
対円で弱含んだユーロが回復を見せるのか方向性に注目か
2025.06.17
弱含んだスイスフランの下値余地を静観か
2025.06.16
強含んだ加ドルの週明けの値動きを注視か
2025.06.13
最弱となった米ドルの回復余地を注視か
2025.06.12
下落した加ドル円の回復余地を静観か