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中国市場の下落で欧州通貨に影響出るか

相場レポート

中国市場の下落で欧州通貨に影響出るか

中国市場の下落で欧州通貨に影響出るか
本日のポイント
  1. 米・パウエルFRB議長の記者会見
  2. 仏・消費者信頼感指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油安のリスクオフムードとなった。米国市場に加え、中国市場が大幅下落している。中国当局によるIT・教育業界への規制強化を嫌気し、香港ハンセン指数は5%ほど下落した。米10年債利回りは1.24%と水準を変えずの推移となっている。恐怖指数(VIX)は19.3まで、10%以上上昇している。

米10年債利回りの上値が重く、米ドルの上値も重たい状態となっている。ユーロ米ドルは昨日の欧州時間から上昇し、1.177から1.184まで70pipsほど反発した。昨日の上昇により、ユーロ米ドルは日足20MAに接近しており、本日の日足確定により再び上昇基調となるのか、方向感を見定めたい局面だ。

本日は、15:00に独・GFK消費者信頼感調査と独・輸入物価指数、英・ネーションワイド住宅価格、15:45に仏・消費者信頼感指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・消費者物価指数と米・卸売在庫、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。中国市場の下落に影響を受けている欧州市場が、本日の指標発表で勢力を維持できるのか、慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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