米・新規失業保険申請件数に注意か
2021.06.03
- 米・新規失業保険申請件数
- 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
昨日は、欧州市場・米国市場ともに株価が小幅上昇となり、ナスダックは前日比プラス19.8ポイントの13,756で終了した。原油WTIは69.3ドル台まで上昇、70ドルに迫る勢いとなっている。ゴールドは一昨日につけた1916ドルから調整下落をしそうなチャートパターンとなっている。
為替市場は、クロス円が非常に狭い範囲でのレンジ推移となっており、どの通貨ペアにも強弱性がみられない状況だ。昨日の欧州時間で下落したユーロ円は、本日のアジア時間で上昇傾向となっており、現在のユーロ円は133.88付近での推移となっている。欧州通貨ペアのユーロポンドも、0.858-0.867付近での横ばい推移となっており、手がかりを探る値動きとなっている。
本日の指標は、16:00にトルコ・消費者物価指数と生産者物価指数、20:30に米・チャレンジャー人員削減予定数が予定されており、16:50-17:30にかけて欧州のサービス業PMIが発表予定だが、確報値のため影響は限定的だろう。米国時間に入ると、21:15に米・ADP全国雇用者数、21:30に米・新規失業保険申請件数と、米・第1四半期非農業部門労働生産性(確報値)、23:00に米・ISM非製造業景況指数、24:00に米・週間原油在庫、25:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、25:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。インフレ懸念下での米金利の動向に注意しつつ、価格動向を見極めたい。
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