米国時間に重なる指標発表に警戒か
2021.06.04
- 米・パウエルFRB議長の発言
- 米・雇用統計
昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、S&P500は前日比マイナス0.36%の4,192で終了した。原油WTIは昨日の高値から若干の下落となり、現在は68.8付近での推移だ。米長期債は再びの上昇となり、1.623%台となっている。ゴールドは昨日一日で400pipsほど下落し、現在1,866ドル台だ。
為替市場は、米ドル円が上昇し、節目の110.00にタッチ。現在は110.25付近となっている。本日の米・雇用統計は、非農業部門雇用者数の予想が67.4万人と強気の数字となっており、本日の結果次第ではさらに上昇する可能性もあるため、過度な逆張りは避けたいところだ。
本日は、欧州時間の16:00にニュージーランド・オアRBNZ総裁の発言と、スイス・ジョーダンSNB総裁の発言、17:30に英・建設業PMI、18:00に欧・小売売上高、20:00に欧・ラガルドECB総裁の発言と、米・パウエルFRB議長の発言が予定されており、米国時間に入ると、21:30に加・雇用統計、米・雇用統計、23:00に加・Ivey購買部協会指数と、米・製造業受注指数、23:15に米・バイデン大統領の発言がある予定だ。本日の指標発表に十分注意しつつ、価格動向を見守りたい。
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