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ECB後に微上昇したユーロの上値余地を静観か

相場レポート

ECB後に微上昇したユーロの上値余地を静観か

ECB後に微上昇したユーロの上値余地を静観か
本日のポイント
  1. 加・住宅建設許可
  2. 英・鉱工業生産

前日の米国通貨は、加ドルが米ドルに次いで弱含んだ。米ドル加ドルは1.3891から1.3825まで下落。時間足ボリンジャーバンド+2σから-3σまで低下した。4時間足でも時間足と同様の値動きが見られており、日足では200EMAが上値抵抗帯となり価格が抑えられ、先月高値手前にてローソク足が反落している状況だ。

欧州通貨は、昨日行われた欧・ECB政策金利発表にて、政策金利が市場コンセンサス通り2.0%に据え置かれ、ユーロ圏20ヶ国の経済は「良好な状態」との見解をラガルドECB総裁が示したことで、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.1659から1.1745まで上昇。時間足RSIが36から69まで値を上げた。4時間足では、200EMAが下値サポートとなり価格が上向いており、日足では20MAに沿っての上昇トレンドが継続している状況だ。

本日の指標は、13:30に日・鉱工業生産、15:00に英・GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、英・商品貿易収支、独・消費者物価指数、15:45に仏・消費者物価指数、17:45にナーゲル独連銀総裁の発言、21:30に加・住宅建設許可、加・第2四半期設備稼働率、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。ECB後に微上昇したユーロの上値余地を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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