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軟化している米ドルの休場中の値動きに要警戒か

相場レポート

軟化している米ドルの休場中の値動きに要警戒か

軟化している米ドルの休場中の値動きに要警戒か
本日のポイント
  1. 日・消費者物価指数
  2. 米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、昨日発表された米・4月フィラデルフィア連銀景況指数が、前月の12.5からマイナス26.4に低下し、市場予想のプラス6.7を大幅に下振れたことで、米ドルが対ポンドで下落した。ポンド米ドルは1.3202から1.3274まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+3σまで値が伸びた。なお本日のアジア時間でも上値を更新しており、米ドルの軟化が目立っている。

欧州通貨は、昨日発表された欧・ECB政策金融決定会合にて、政策金利が2.65%から0.25ポイント引き下げられ2.40%となったことで、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.1408から1.1335まで低下。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足では上値更新をしていないものの、下値も更新しておらず、三角保合いに入りつつある状況だ。

本日の指標は、8:30に日・消費者物価指数、24:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が予定されているが、本日は欧米主要各国がグッドフライデーの祝日により休場となっているため、それ以外の目立った重要指標は予定されていない。軟化している米ドルの休場中の値動きに十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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