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ECB政策金利発表でのユーロの値動きを静観か

相場レポート

ECB政策金利発表でのユーロの値動きを静観か

ECB政策金利発表でのユーロの値動きを静観か
本日のポイント
  1. 欧・ECB政策金利と声明発表
  2. 豪・雇用統計

前日の米国通貨は、昨日発表された加・BOC政策金利にて、政策金利が2.75%と据え置きとなったことで、加ドルが指標発表直後に一時的に変動した。加ドル円は102.025から102.909の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。加・マックレムBOC総裁は、記者会見で米国の関税措置の影響について言及。「通常よりも先を見据えた対応が限定される」と述べ、適宜対応行動する準備があることを強調した。

欧州通貨は、本日のECB政策金利発表を控えたユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.1278から1.1411まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足では上値更新をしていないものの、20MAタッチからの反発が入っており、日足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが見られている。

本日は、7:45にNZ・消費者物価指数、8:50に日・通関ベース貿易収支、日・対外/対内証券投資、10:30に豪・雇用統計、15:00に独・生産者物価指数、21:15に欧・ECB政策金利と声明発表、21:30に米・新規失業保険申請件数、加・国際証券取扱高、米・住宅着工件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、21:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:45に米・バーFRB理事の発言がある予定だ。ECB政策金利発表でのユーロの値動きを慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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