ECB政策金利発表でのユーロの値動きを静観か

2025.04.17
- 欧・ECB政策金利と声明発表
- 豪・雇用統計
前日の米国通貨は、昨日発表された加・BOC政策金利にて、政策金利が2.75%と据え置きとなったことで、加ドルが指標発表直後に一時的に変動した。加ドル円は102.025から102.909の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。加・マックレムBOC総裁は、記者会見で米国の関税措置の影響について言及。「通常よりも先を見据えた対応が限定される」と述べ、適宜対応行動する準備があることを強調した。
欧州通貨は、本日のECB政策金利発表を控えたユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.1278から1.1411まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足では上値更新をしていないものの、20MAタッチからの反発が入っており、日足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが見られている。
本日は、7:45にNZ・消費者物価指数、8:50に日・通関ベース貿易収支、日・対外/対内証券投資、10:30に豪・雇用統計、15:00に独・生産者物価指数、21:15に欧・ECB政策金利と声明発表、21:30に米・新規失業保険申請件数、加・国際証券取扱高、米・住宅着工件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、21:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:45に米・バーFRB理事の発言がある予定だ。ECB政策金利発表でのユーロの値動きを慎重に静観したい。
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