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最弱となったポンドの反発余力に注目か

相場レポート

最弱となったポンドの反発余力に注目か

最弱となったポンドの反発余力に注目か
本日のポイント
  1. 加・Ivey購買部協会指数
  2. 日・国際収支

前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで往って来いとなった。ユーロ米ドルは1.0882から1.1049の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足では上値・下値ともに縮小させる三角保合いに入りつつある一方、日足では依然10MAより上位での上昇トレンドが崩れずにいる状況だ。

欧州通貨は、ポンドが米国時間で最弱となった。ポンドドルは1.2933から1.2710まで下落。時間足20MAに沿っての下降トレンドが見られた。4時間足ではサポートとして機能するかに見えた200SMAラインを実体足で下回っており、日足ではRSIが70から40まで急下降している。このままポンドの勢力が軟化していくのか、米国時間での値動きに注意したい。

本日の指標は、8:50に日・国際収支、9:30に豪・Westpac消費者信頼感指数、10:30に豪・NAB企業景況感、14:00に日・景気ウォッチャー調査、15:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、23:00に加・Ivey購買部協会指数、25:00に英・ロンバルデッリBOE副総裁の発言、26:00に米・3年債入札がある予定だ。最弱となったポンドの反発余力に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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