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米国時間での重なる指標発表による強弱性変化に要警戒か

相場レポート

米国時間での重なる指標発表による強弱性変化に要警戒か

米国時間での重なる指標発表による強弱性変化に要警戒か
本日のポイント
  1. 日・内田日銀副総裁の発言
  2. 米・ADP雇用統計

前日の米国通貨は、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は102.192から104.188まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+3σまで回復した。4時間足では20MA下位から上位へと移行しており、日足では直近1週間で下値固めをしているかの様相だ。一方で本日の米国時間では指標発表が重なるため、米国時間での値動きに警戒したいところだ。

欧州通貨は、昨日発表された欧・1月失業率が、前月の6.3%から6.2%に約0.1ポイント改善したことで、ユーロが米国時間で上昇した。ユーロ米ドルは1.0468から1.0626まで上昇。時間足20MAに沿ってのトレンドが発生した。4時間足ではRSIが78まで急騰。日足では昨年11月中旬以来の高値水準まで回復している。

本日は、9:00に日・植田日銀総裁の発言、9:30に豪・第4四半期GDP、10:30に日・内田日銀副総裁の発言、13:45に日・三村財務官の発言、16:30にスイス・消費者物価指数、16:45に仏・鉱工業生産、18:30に英・非製造業PMI、19:00に欧・生産者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:15に米・ADP雇用統計、22:30に加・労働生産性指数、24:00に米・ISM非製造業景況指数、28:00に米・地区連銀経済報告(ベージュブック)がある予定だ。米国時間での重なる指標発表による強弱性変化に十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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