明日の米FOMCを控え米ドルが軟化を継続させるのか要警戒か

2025.01.28
- 米・リッチモンド連銀製造業指数
- 日・工作機械受注
前日の米国通貨は、米ドルが対円で弱含んだ。米ドル円は156.234から153.728まで下落。時間足ボリンジャーバンド-3σを超過しローソク足が低下した。4時間足ではサポートラインとして機能していた200SMAを大きく下抜けており、日足では75MAラインまで価格が低下している。このまま米ドルが米国時間でも軟化していくのか注意したい。
欧州通貨は、スイスフランが日本円に次いで強含んだ。米ドルフランは0.9072から0.8970まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では200SMAのサポートラインを下抜けており、日足ではすでに支持されていた20MAラインを下抜けている。このままスイスフランが強含んでいくのか、欧州時間での値動きに注目したい。
本日の指標は、9:30に豪・NAB企業景況感指数、15:00に日・工作機械受注、16:45に仏・消費者信頼感指数、22:00にハンガリー・中銀政策金利と声明発表、22:30に米・耐久財受注、23:00に米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、24:00に米・消費者信頼感指数、米・リッチモンド連銀製造業指数、27:00に米・7年債入札がある予定だ。明日の米FOMCを控え米ドルが軟化を継続させるのか、方向性に警戒したい。
過去の相場レポート
2025.04.21
欧米の連休明けとなる中で通貨強弱が変化するのか方向性を静観か
2025.04.18
軟化している米ドルの休場中の値動きに要警戒か
2025.04.17
ECB政策金利発表でのユーロの値動きを静観か
2025.04.16
上昇した米ドルが要人発言にて変化するのか静観か
2025.04.15
上昇したポンドの上伸性を注視か
2025.04.14
年初来高値を更新したユーロ米ドルの上値追いに注目
2025.04.11
再び見られた円高傾向が継続するのか米国時間での値動きを注視か
2025.04.10
米トランプ大統領の関税停止発言により上昇した米ドルの上値余地に注意か
2025.04.09
連続上昇したユーロ豪ドルの調整の値動きを注視か
2025.04.08
最弱となったポンドの反発余力に注目か