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利下げとなったECB明けのユーロの値動きを注視か

相場レポート

利下げとなったECB明けのユーロの値動きを注視か

利下げとなったECB明けのユーロの値動きを注視か
本日のポイント
  1. 英・月次GDP
  2. 加・製造業売上高

前日の米国通貨は、米ドルが対円で4日続伸した。米ドル円は151.802から152.766の間で推移。時間足20MA近辺での値動きとなった。4時間足では20MAに下値をサポートされながらの上昇トレンドが継続している。日足では上値抵抗帯となっていた200SMAを実体足で突破したため、リテスト後に先月高値に向けて上昇していくのか注視したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・ECB政策金利発表にて、政策金利が3.25%から3.00%に0.25%引き下げられたことで、ユーロが対円で行って来いとなった。ユーロ円は159.103から160.546の間で推移。4時間足では20MAをまたいでの値動きとなった。日足では20MAのレジスタンスラインを上抜けるかのトライとなっている状況だ。

本日の指標は、8:50に日・第4四半期日銀短観、9:01に英・GFK消費者信頼感調査、13:30に日・鉱工業生産、16:00に独・貿易収支、16:00に英・月次GDP、英・製造業生産高、英・貿易収支、16:45に仏・消費者物価指数、19:00に欧・鉱工業生産、22:30に加・製造業売上高、米・輸入物価指数、加・設備稼働率がある予定だ。利下げとなったECB明けのユーロの値動きを慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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