利下げとなったECB明けのユーロの値動きを注視か

2024.12.13
本日のポイント
- 英・月次GDP
- 加・製造業売上高
前日の米国通貨は、米ドルが対円で4日続伸した。米ドル円は151.802から152.766の間で推移。時間足20MA近辺での値動きとなった。4時間足では20MAに下値をサポートされながらの上昇トレンドが継続している。日足では上値抵抗帯となっていた200SMAを実体足で突破したため、リテスト後に先月高値に向けて上昇していくのか注視したい。
欧州通貨は、昨日発表された欧・ECB政策金利発表にて、政策金利が3.25%から3.00%に0.25%引き下げられたことで、ユーロが対円で行って来いとなった。ユーロ円は159.103から160.546の間で推移。4時間足では20MAをまたいでの値動きとなった。日足では20MAのレジスタンスラインを上抜けるかのトライとなっている状況だ。
本日の指標は、8:50に日・第4四半期日銀短観、9:01に英・GFK消費者信頼感調査、13:30に日・鉱工業生産、16:00に独・貿易収支、16:00に英・月次GDP、英・製造業生産高、英・貿易収支、16:45に仏・消費者物価指数、19:00に欧・鉱工業生産、22:30に加・製造業売上高、米・輸入物価指数、加・設備稼働率がある予定だ。利下げとなったECB明けのユーロの値動きを慎重に注視したい。