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下落したフラン円の下値余地に要警戒か

相場レポート

下落したフラン円の下値余地に要警戒か

下落したフラン円の下値余地に要警戒か
本日のポイント
  1. 欧・製造業/サービス業PMI
  2. 加・小売売上高

前日の米国通貨は、加ドルが対円で下落した。加ドル円は111.247から110.237まで下落。時間足20MA下位での推移となった。4時間足では75MAのサポートラインを一時的に下抜けた。日足では200SMAに価格がレジストされ反落しているため、米国時間でも加ドルの軟化が見られるのか注視したい。

欧州通貨は、スイスフランが対円で大きく下落した。フラン円は175.791から174.064まで下落。時間足200SMAのサポートラインを実体足で下抜けた。なお本日のアジア時間でも価格を下げており、日足では20MAより下位での推移へと移行している。欧州時間でもスイスフランの低下が継続するのか注意したい。

本日の指標は、16:00に英・小売売上高、独・第3四半期GDP、17:15に仏・製造業/サービス業PMI、17:30に独・製造業/サービス業PMI、18:00に欧・製造業/サービス業PMI、18:30に英・製造業/サービス業PMI、21:40にスイス・シュレーゲルSNS総裁の発言、22:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、22:30に加・小売売上高、23:45に米・製造業/サービス業PMIがある予定だ。下落したフラン円の下値余地に十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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