loading
search

MT4/MT5に対応!
外出先でも簡単取引

地政学リスクによる通貨強弱性の変化に要注意か

相場レポート

地政学リスクによる通貨強弱性の変化に要注意か

地政学リスクによる通貨強弱性の変化に要注意か
本日のポイント
  1. 英・消費者物価指数
  2. 米・バーFRB副議長の発言

前日の米国通貨は、昨日発表された米・10月住宅着工件数が、前月のマイナス0.5%からマイナス3.1%に悪化したことで、米ドルが対円で往って来いとなった。米ドル円は153.280から154.794の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。日足ではかろうじて下値を20MAにサポートされている状況が継続しているため、米国時間での方向性に注意したい。

欧州通貨は、ウクライナによる露へのミサイル攻撃が報じられたことから、ユーロが欧州時間以降で最弱通貨となった。ユーロ円は161.487から163.922の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。日足ではボリンジャーバンド-3σまでローソク足が拡大しているため、欧州時間での反発の値動きに注目したい。

本日の指標は、16:00に英・消費者物価指数、英・生産者物価指数、英・小売物価指数、独・生産者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、24:00に米・バーFRB副議長の発言、24:30に米・週間原油在庫、25:00に米・クックFRB理事の発言、27:00に米・20年債入札がある予定だ。地政学リスクによる通貨強弱性の変化に十分注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2025.07.18New

    上値が重くなったスイスフランの回復余地を静観か

  2. 2025.07.17New

    反発上昇が見られたポンド米ドルの持続性を注視か

  3. 2025.07.16New

    弱含んだユーロの回復余地を注視か

  4. 2025.07.15New

    続落したポンド米ドルの回復余地に注目か

  5. 2025.07.14New

    失業率低下にて上昇した加ドル円の上値余地に警戒か

  6. 2025.07.11

    対米ドルで下落したユーロの下伸性に要警戒か

  7. 2025.07.10

    高値更新を継続しているスイスフランの上伸性に注目か

  8. 2025.07.09

    対米ドルで反発したユーロの勢いが継続するのか方向性に注意か

  9. 2025.07.08

    連休明けに強含んだ米ドルの上値余地に要警戒か

  10. 2025.07.07

    対豪ドルで上昇したユーロの上伸性に注目か