加・住宅着工件数増加にて上昇した加ドルの上伸性に注目か

2024.11.19
本日のポイント
- 米・建設許可件数
- 米・シュミッド:カンザスシティ連銀総裁の発言
前日の米国通貨は、昨日発表された加・10月住宅着工件数が、前月の22.3万件から24.0万件に増加したことで、加ドルが対円で反発した。加ドル円は109.252から110.462まで上昇。時間足20MA上位を回復した。4時間足では200SMAが下値サポートとなり機能している一方、本日のアジア時間では再び下落しているため、米国時間での方向性に注意したい。
欧州通貨は、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は162.258から163.978まで上昇。時間足20MAを下位から上位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド-3σから中心線まで回帰しており、日足では75MA直下で上値更新をトライしている。このままユーロが対円で反発力を維持するのか、米国時間での値動きに注目したい。
本日の指標は、9:30に豪・RBA議事録公表、16:00にスイス・貿易収支、19:00に欧・消費者物価指数、英・ベイリーBOE総裁の発言、英・ロンバルデリBOE副総裁の発言、英・マンMPC委員の発言、英・テイラーMPC委員の発言、22:30に加・消費者物価指数、米・住宅着工件数、米・建設許可件数、27:10に米・シュミッド:カンザスシティ連銀総裁の発言がある予定だ。加・住宅着工件数増加にて上昇した加ドルの上伸性に注目したい。