2円近く上昇したポンド円の上値余地を静観か
2024.10.30
- 日・消費者態度指数
- 米・ADP雇用統計
前日の米国通貨は、加ドルが対円でわずかに上昇した。加ドル円は109.919から110.690まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では20MAがしっかりと下値支持線として機能しており、日足では200EMAを実体足で上抜け200SMAのレジスタンス突破を試みつつある状況だ。
欧州通貨は、ポンドが米国時間で上昇し、最強通貨となった。ポンド円は198.052から199.703まで上昇。時間足RSIが41から70まで上昇した。4時間足では20MAタッチにてしっかりと反発が入っており、日足ではボリンジャーバンド+2σまで価格が伸びているため、米国時間でも継続したポンドの上昇が見られるのか注目したい。
本日は、9:30に豪・消費者物価指数、13:00にタイ・製造業生産指数、14:00に日・消費者態度指数、15:30に仏・実質GDP、17:00にスイス・KOF先行指数、17:55に独・失業率、18:00にスイス・シュレーゲルSNB総裁の発言、21:15に米・ADP雇用統計、21:30に米・第3四半期GDP、22:00に独・消費者物価指数、23:00に米・中古住宅販売保留、23:30に米・週間原油在庫、29:15に加・マックレムBOC総裁の発言がある予定だ。2円近く上昇したポンド円の上値余地を慎重に静観したい。
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