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2円近く上昇したポンド円の上値余地を静観か

相場レポート

2円近く上昇したポンド円の上値余地を静観か

2円近く上昇したポンド円の上値余地を静観か
本日のポイント
  1. 日・消費者態度指数
  2. 米・ADP雇用統計

前日の米国通貨は、加ドルが対円でわずかに上昇した。加ドル円は109.919から110.690まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では20MAがしっかりと下値支持線として機能しており、日足では200EMAを実体足で上抜け200SMAのレジスタンス突破を試みつつある状況だ。

欧州通貨は、ポンドが米国時間で上昇し、最強通貨となった。ポンド円は198.052から199.703まで上昇。時間足RSIが41から70まで上昇した。4時間足では20MAタッチにてしっかりと反発が入っており、日足ではボリンジャーバンド+2σまで価格が伸びているため、米国時間でも継続したポンドの上昇が見られるのか注目したい。

本日は、9:30に豪・消費者物価指数、13:00にタイ・製造業生産指数、14:00に日・消費者態度指数、15:30に仏・実質GDP、17:00にスイス・KOF先行指数、17:55に独・失業率、18:00にスイス・シュレーゲルSNB総裁の発言、21:15に米・ADP雇用統計、21:30に米・第3四半期GDP、22:00に独・消費者物価指数、23:00に米・中古住宅販売保留、23:30に米・週間原油在庫、29:15に加・マックレムBOC総裁の発言がある予定だ。2円近く上昇したポンド円の上値余地を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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