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7日連続陽線となったポンド円の反落に警戒か

相場レポート

7日連続陽線となったポンド円の反落に警戒か

7日連続陽線となったポンド円の反落に警戒か
本日のポイント
  1. 台湾・鉱工業生産
  2. 米・新築住宅販売件数

前日の米国通貨は、加ドルがNZドルに次いで米国時間で強含んだ。加ドル円は105.903から107.048まで上昇。時間足20MA下位から上位へと推移した。4時間足では200EMAのレジスタンスラインを実体足ですでに突破しており、日足ではRSIが売られすぎサインの30から反転し53まで回復している。

欧州通貨は、ポンドが対円で上昇した。ポンド円は191.313から193.306まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿っての価格推移が見られた。4時間足では10MAが下値サポートとして機能しており、日足では上昇が7日連続となっている。ただ週足では頭上に20MAのレジスタンスラインを控えているため、欧州時間での値動きに注意したい。

本日の指標は、10:30に豪・消費者物価指数、15:45に仏・消費者信頼感指数、17:00に英・グリーンMPC委員の発言、台湾・鉱工業生産、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:00にブラジル・拡大消費者物価指数、23:00に米・新築住宅販売件数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・5年債入札、29:00に米・クーグラーFRB理事の発言がある予定だ。7日連続陽線となったポンド円の反落に警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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