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欧HICP変わらず、下値を固めたユーロ円の行く末に注目か

相場レポート

欧HICP変わらず、下値を固めたユーロ円の行く末に注目か

欧HICP変わらず、下値を固めたユーロ円の行く末に注目か
本日のポイント
  1. 豪・雇用統計
  2. 米・フィラデルフィア連銀業況指数

前日の米国通貨は、米FOMCにて政策金利が4年半振りに0.5ポイント引き下げられたことで、米ドルが指標発表直後に急落した。米ドル円は142.067から140.431まで一時的に急落。その後パウエルFRB議長の発言で142.720まで急回復した。なお本日のアジア時間ではさらに円安傾向となり、143.936まで上昇している。

欧州通貨は、昨日発表された欧・8月消費者物価指数(HICP)が、前年比で前月の2.2%と変わらなかったことで、ユーロが対円で往って来いとなった。ユーロ円は157.047から158.364の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足では上値を75MAに抑えられ、日足では10MA直下での反発を伺っている状況だ。本日のアジア時間では上昇しているため、欧州時間での値動きに注目したい。

本日は、10:30に豪・雇用統計、13:00にマレーシア・貿易収支、17:00に欧・経常収支、17:30に香港・雇用統計、20:00に英・BOE政策金利と声明発表、トルコ・TCMB政策金利と声明発表、20:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、21:00に加・ヴィンセントBOC副総裁の発言、21:30に米・経常収支、米・フィラデルフィア連銀業況指数、米・新規失業保険申請件数、23:00に米・景気先行指数、23:00に米・中古住宅販売件数がある予定だ。欧HICP変わらず、下値を固めたユーロ円の行く末に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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