月末フローの特徴的な値動きに要注意か

2024.08.26
- トルコ・設備稼働率
- シンガポール・鉱工業生産
先週末の米国通貨は、23日に発表された米・7月新築住宅販売件数が、前月のマイナス0.6%からプラス10.6%に回復したにも関わらず、米ドルが対円で下落した。米ドル円は146.474から143.860まで低下。時間足200EMAタッチからの下落が見られた。4時間足ではボリンジャーバンド-3σまで値が落ちているため、米国時間での米ドルの軟化に注意したい。
欧州通貨は、通常連動傾向が見られ、強含んでいる日本円の値動きと対照的に、スイスフランが弱含んだ。フラン円は171.742から169.502まで下落。時間足200SMAのサポートラインを下抜け下伸した。4時間足ではボリンジャーバンド+2σから-2σまでの下落が見られており、日足では20MAがレジスタンスとなりつつある状況だ。
本日の指標は、14:00にシンガポール・鉱工業生産、日・景気動向調査、16:00にトルコ・設備稼働率、トルコ・景気動向間、17:00に独・IFO景況感指数、21:30に米・耐久財受注、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数がある予定だ。重要指標は要人発言は控えていないが、月末フローの値動きに十分注意したい。
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