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月末フローの特徴的な値動きに要注意か

相場レポート

月末フローの特徴的な値動きに要注意か

月末フローの特徴的な値動きに要注意か
本日のポイント
  1. トルコ・設備稼働率
  2. シンガポール・鉱工業生産

先週末の米国通貨は、23日に発表された米・7月新築住宅販売件数が、前月のマイナス0.6%からプラス10.6%に回復したにも関わらず、米ドルが対円で下落した。米ドル円は146.474から143.860まで低下。時間足200EMAタッチからの下落が見られた。4時間足ではボリンジャーバンド-3σまで値が落ちているため、米国時間での米ドルの軟化に注意したい。

欧州通貨は、通常連動傾向が見られ、強含んでいる日本円の値動きと対照的に、スイスフランが弱含んだ。フラン円は171.742から169.502まで下落。時間足200SMAのサポートラインを下抜け下伸した。4時間足ではボリンジャーバンド+2σから-2σまでの下落が見られており、日足では20MAがレジスタンスとなりつつある状況だ。

本日の指標は、14:00にシンガポール・鉱工業生産、日・景気動向調査、16:00にトルコ・設備稼働率、トルコ・景気動向間、17:00に独・IFO景況感指数、21:30に米・耐久財受注、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数がある予定だ。重要指標は要人発言は控えていないが、月末フローの値動きに十分注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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