米雇用統計にて米ドルの軟化が見られるのか方向性に注目か

2024.08.02
- 仏・鉱工業生産
- 米・雇用統計
前日の米国通貨は、米ドルが対円で往って来いとなった。米ドル円は148.510から150.883の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。4時間足では10MA付近での上値が重い展開となり、日足ではRSIが19まで低下している。確定した先月7月の月足では10MAのサポートラインを下抜けているため、月初の値動きに注意したい。
欧州通貨は、スイスフランが最強通貨となった。フラン円は他のクロス円の上値が重くなる中、小幅に上昇。169.482から172.193まで反発した。4時間足では10MA直下に位置している。日足では200SMA直下に位置し、サポートされるか否かの状況となっているため、欧州時間でスイスフランがさらなる反発を見せるのか注目したい。
本日は、8:50に日・マネタリーベース、10:30に豪・生産者物価指数、15:30にスイス・消費者物価指数、15:45に仏・鉱工業生産、仏・財政収支、16:30にスイス・製造業PMI、20:15に英・ピルMPC委員の発言、21:00にメキシコ・雇用統計、ブラジル・鉱工業生産、21:30に米・雇用統計、23:00に米・製造業新規受注、米・耐久財受注、25:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言がある予定だ。米雇用統計にて米ドルの軟化が見られるのか、方向性に注目したい。
過去の相場レポート
2025.06.05
ECB政策金利発表にて強弱性が変化するのか注目か
2025.06.04
弱含みから一転上昇した米ドルの指標発表による値動きに警戒か
2025.06.03
最弱となった米ドルが要人発言にて回復するのか注視か
2025.06.02
弱含んだユーロの回復余地に注目か
2025.05.30
月足確定直前の通貨強弱の変化に要注意か
2025.05.29
対米ドルで下落したユーロの回復余地を静観か
2025.05.28
上昇したユーロの上伸性を注視か
2025.05.27
上昇したポンドの上値余地を注視か
2025.05.26
上昇したユーロ米ドルの続伸性に注目か
2025.05.23
対米ドルで落ち込んだユーロの回復余地を静観か