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米CPI発表にて通貨強弱が大きく変化するのか注視か

相場レポート

米CPI発表にて通貨強弱が大きく変化するのか注視か

米CPI発表にて通貨強弱が大きく変化するのか注視か
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数
  2. 独・消費者物価指数

前日の米国通貨は、本日の米国時間でCPI発表を控えている米ドルが対円で上昇した。米ドル円は161.246から161.803まで上昇。時間足20MAに下値を支えられての上昇となった。4時間足では10MAより上位で推移しており、日足でも10MAがサポートとなり反発の値動きとなっているため、米CPI発表により価格が大きく動くのか警戒したい。

欧州通貨は、スイスフランが対米ドルで下落した。米ドルフランは0.8964から0.9001まで上昇。時間足20MA下位から上位へと反発した。4時間足では200SMAが下値支持線となっており、日足では200EMAによって反発している。このままスイスフランが対米ドルで軟化するのか注視したい。

本日は、8:01に英・RICS住宅価格指数、8:50に日・機械受注、15:00に独・消費者物価指数、英・月次GDP、英・鉱工業生産、英・貿易収支、独・消費者物価指数、20:00に南ア・製造業受注、21:00にブラジル・小売売上高、21:30に米・消費者物価指数、米・新規失業保険申請件数、23:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、26:00に米・30年債入札、翌7:30にNZ・製造業PMIがある予定だ。米CPI発表にて通貨強弱が大きく変化するのか注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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