米CPI発表にて通貨強弱が大きく変化するのか注視か

2024.07.11
- 米・消費者物価指数
- 独・消費者物価指数
前日の米国通貨は、本日の米国時間でCPI発表を控えている米ドルが対円で上昇した。米ドル円は161.246から161.803まで上昇。時間足20MAに下値を支えられての上昇となった。4時間足では10MAより上位で推移しており、日足でも10MAがサポートとなり反発の値動きとなっているため、米CPI発表により価格が大きく動くのか警戒したい。
欧州通貨は、スイスフランが対米ドルで下落した。米ドルフランは0.8964から0.9001まで上昇。時間足20MA下位から上位へと反発した。4時間足では200SMAが下値支持線となっており、日足では200EMAによって反発している。このままスイスフランが対米ドルで軟化するのか注視したい。
本日は、8:01に英・RICS住宅価格指数、8:50に日・機械受注、15:00に独・消費者物価指数、英・月次GDP、英・鉱工業生産、英・貿易収支、独・消費者物価指数、20:00に南ア・製造業受注、21:00にブラジル・小売売上高、21:30に米・消費者物価指数、米・新規失業保険申請件数、23:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、26:00に米・30年債入札、翌7:30にNZ・製造業PMIがある予定だ。米CPI発表にて通貨強弱が大きく変化するのか注視したい。
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