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最弱通貨となった加ドルの回復性を注視か

相場レポート

最弱通貨となった加ドルの回復性を注視か

最弱通貨となった加ドルの回復性を注視か
本日のポイント
  1. 独・卸売物価指数
  2. 米・生産者物価指数

前日の米国通貨は、米国時間で加ドルが最弱通貨となった。加ドル円は118.766から115.711まで約3円下落。時間足200SMAを大きく下抜けた。4時間足では200SMA直下まで下落しており、日足では20MAを下抜けている。週足ではボリンジャーバンド+2σから中心線付近まで下落しているため、米国時間での加ドル円の値動きに注意したい。

欧州通貨は、ポンドが対円で下落した。ポンド円は208.099から203.861まで急落。4.2円の下落となった。時間足では200SMAを大きく下抜けており、4時間足では75MAのタッチで反発が入ったものの、本日のアジア時間でも下方向の値動きが見られているため、逆張りには十分注意したいところだ。

本日の指標は、13:30に日・鉱工業生産、15:00に独・卸売物価指数、スウェーデン・消費者物価指数、15:45に仏・消費者物価指数、16:00にトルコ・経常収支、21:00に印・消費者物価指数、メキシコ・鉱工業生産、21:30に加・住宅建設許可、米・生産者物価指数、22:00に加・中古住宅販売件数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。最弱通貨となった加ドルの回復性をじっくりと注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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