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CPI低下にて下落したスイスフランの下伸性に注意か

相場レポート

CPI低下にて下落したスイスフランの下伸性に注意か

CPI低下にて下落したスイスフランの下伸性に注意か
本日のポイント
  1. 仏・鉱工業生産
  2. 日・景気動向指数

前日の米国通貨は、米国が祝日により休場の中、米ドルが米国時間で最弱通貨となった。米ドル円は161.673から160.941まで下落。時間足20MAを下回った。4時間足では20MAが上値レジスタンスとして機能しており、日足ではボリンジャーバンド+2σから10MA直下まで価格が低下している。

欧州通貨は、昨日発表されたスイス・6月消費者物価指数(CPI)が、前年比で前月の1.4%から0.1ポイント低下し1.3%となったことで、スイスフランが対円で下落した。フラン円は179.424から178.548まで下落。時間足200EMAラインまで低下した。4時間足では上値を徐々に切り下げており、日足ではRSIが84からの反落基調に入っている。

本日は、10:00にフィリピン・消費者物価指数、14:00にシンガポール・小売売上高、日・景気動向指数、15:00に独・鉱工業生産、15:45に仏・鉱工業生産、16:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、18:00に欧・小売売上高、18:40に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、21:30に加・雇用統計、米・雇用統計、23:00に加・Ivey購買部協会指数、26:15に欧・ラガルドECB総裁の発言がある予定だ。CPI低下にて下落したスイスフランの下伸性に注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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