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上昇著しいユーロ円の上伸性に注目か

相場レポート

上昇著しいユーロ円の上伸性に注目か

上昇著しいユーロ円の上伸性に注目か
本日のポイント
  1. 米・JOLTS求人件数
  2. 欧・消費者物価指数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・6月PMI購買担当者景気指数が、前月の51.7から51.6に鈍化したにも関わらず、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は160.709から161.725まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足では10MAが下値サポートとなっており、日足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認できている。

欧州通貨は、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は172.582から173.674まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿っての価格上昇が確認された。4時間足でも同様の値動きとなっており、日足ではRSIが買われすぎサインの70を超過し、74付近で推移している。このままユーロが対円で上伸するのか、欧州時間の値動きに注目したい。

本日の指標は、8:00に韓国・消費者物価指数、8:50に日・マネタリーベース、10:30に豪・RBA議事録公表、17:30に香港・小売売上高、18:00に欧・消費者物価指数、欧・雇用統計、22:00にシンガポール・製造業PMI、22:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、米・パウエルFRB議長の発言、23:00に米・JOLTS求人件数がある予定だ。上昇著しいユーロ円の上伸性を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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