上昇著しいユーロ円の上伸性に注目か

2024.07.02
- 米・JOLTS求人件数
- 欧・消費者物価指数
前日の米国通貨は、昨日発表された米・6月PMI購買担当者景気指数が、前月の51.7から51.6に鈍化したにも関わらず、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は160.709から161.725まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足では10MAが下値サポートとなっており、日足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認できている。
欧州通貨は、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は172.582から173.674まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿っての価格上昇が確認された。4時間足でも同様の値動きとなっており、日足ではRSIが買われすぎサインの70を超過し、74付近で推移している。このままユーロが対円で上伸するのか、欧州時間の値動きに注目したい。
本日の指標は、8:00に韓国・消費者物価指数、8:50に日・マネタリーベース、10:30に豪・RBA議事録公表、17:30に香港・小売売上高、18:00に欧・消費者物価指数、欧・雇用統計、22:00にシンガポール・製造業PMI、22:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、米・パウエルFRB議長の発言、23:00に米・JOLTS求人件数がある予定だ。上昇著しいユーロ円の上伸性を慎重に静観したい。
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