下落している加ドルが回復するのか、方向性を注視か
2024.06.06
- 欧・ECB政策金利と声明発表
- スイス・雇用統計
前日の米国通貨は、市場予想通り政策金利が0.25%引き下げられ4.75%となったことで、加ドルが対円で指標発表直後に下落した。加ドル円は114.238から113.605まで下落。時間足20MAを一時的に下抜けた。本日のアジア時間では113円台後半を維持しているが、4時間足では200SMA直下に位置しているため米国時間で下落するのか注視したい。
欧州通貨は、昨日発表された英・サービス業PMIが前月の52.9と変わらなかったことで、ポンドが対円で上昇した。ポンド円は197.536から199.744まで上昇。時間足200SMA直下まで値を上げた。4時間足では20MAを上抜けており、日足では20MAが下値支持線となり反発しているため、欧州時間での上伸性に注目したい。
本日は、8:50に日・対外/対内証券投資、10:00にフィリピン・失業率、10:30に豪・貿易収支、14:45にスイス・雇用統計、15:00に独・製造業新規受注、17:00に台湾・消費者物価指数、17:30に英・建設業PMI、18:00に南ア・経常収支、18:00に欧・小売売上高、20:30に米・チャレンジャー人員削減数、21:15に欧・ECB政策金利と声明発表、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・貿易収支、加・国際商品貿易、21:45に欧・ラガルドECB総裁の発言、23:00に加・Ivey購買部協会指数がある予定だ。下落している加ドルが回復するのか、方向性を注視したい。
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