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上昇しているフラン円が上値を伸ばすのか静観か

相場レポート

上昇しているフラン円が上値を伸ばすのか静観か

上昇しているフラン円が上値を伸ばすのか静観か
本日のポイント
  1. 欧・小売売上高
  2. 加・Ivey購買部協会指数

前日の米国通貨は、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は152.7662から153.964まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。なお本日のアジア時間でも上昇しており、すでに154.629をタッチしている。4時間足ではRSIが50付近での中立を示しており、日足では75MAが下値サポートとなり反発している。このまま米ドルが対円で息を吹き返していくのか、慎重に見極めたい。

欧州通貨は、スイスフランが米国時間で弱含んだ。しかしながら最弱となっていた日本円に対しては強含み、フラン円は168.632から170.164まで上昇。本日のアジア時間でも上値を更新している。4時間足では20MAが下値支持線として機能しており、上昇しているため、フランの勢いが対円で継続するのか注視したい。

本日は、10:00にフィリピン・消費者物価指数、10:30に豪・小売売上高、12:30にタイ・消費者物価指数、13:30に豪・RBA政策金利と声明発表、14:30に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、14:45にスイス・雇用統計、15:00に独・製造業受注、独・貿易収支、15:45に仏・経常収支、仏・貿易収支、17:00に台湾・消費者物価指数、17:30に英・建設業PMI、18:00に欧・小売売上高、23:00に加・Ivey購買部協会指数、24:30に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、26:00に米・3年債入札がある予定だ。上昇しているフラン円が上値を伸ばすのか、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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