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対米ドルで落ちているユーロの下値余地に注意か

相場レポート

対米ドルで落ちているユーロの下値余地に注意か

対米ドルで落ちているユーロの下値余地に注意か
本日のポイント
  1. 欧・消費者信頼感指数
  2. トルコ・貿易収支

前日の米国通貨は、昨日発表された米・1月耐久財受注が、コア前月比で前回値の0.5%からマイナス0.3%に悪化したことで、米ドルが対円で下落した。米ドル円は150.708から150.072まで下落。本日のアジア時間では若干の反発が見られている。このまま米ドルが対円で反落していくのか、本日の指標発表と照らし合わせつつ判断したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・3月GFK消費者信頼感指数が、前月のマイナス29.7からマイナス29.0となったにも関わらず、ユーロが対米ドルで小幅に下落した。ユーロ米ドルは1.0865から1.0832まで下落。本日のアジア時間でも時間足75MAを下抜け、下方向を試している。米国時間でユーロが回復を見せるのか、慎重に見極めたい。

本日は、9:30に豪・消費者物価指数、10:00にNZ・RBNZ政策金利と声明発表、14:00に日・景気動向指数、16:00にトルコ・貿易収支、19:00に欧・消費者信頼感指数、欧・景況感、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に加・経常収支、米・実質GDP、米・卸売在庫、24:30に米・週間原油在庫、25:00に露・鉱工業生産、26:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。対米ドルで落ちているユーロの下値余地を慎重に見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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