パウエルFRB議長の金融緩和牽制発言にて上昇した米ドルの方向性を静観か
2023.12.04
- 欧・ユーロ圏投資家センチメント指数
- 米・耐久財受注
先週末の米国通貨は、1日に行われた講演にて米・パウエルFRB議長が「インフレ率は目標を上回っているが、金融緩和時期について議論するのは時期尚早」と発言したことで、米ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0912から1.0828まで下落。時間足20MAに沿っての下落が継続した。日足では一時的に20MAを下回ったため、週始めに米ドルが対欧州で上伸するのか注目したい。
欧州通貨は、先週末に発表された独・11月製造業PMIの確報値が、前月の42.3から42.6に小幅改善したにも関わらず、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は161.760から159.644まで約2.1円下落。ユーロが最弱通貨となった。テクニカル的には、ユーロ円は日足にて上値を切り下げ、20MA直下から75MAまでの大きな陰線となっている。日足RSIが70タッチからの下降基調となっているため、ユーロの下落が継続するのか、警戒したい。
本日は、16:00に独・貿易収支、トルコ・消費者物価指数、トルコ・生産者物価指数16:30にスイス・消費者物価指数、17:00にブラジル・消費者物価指数、18:30に欧・ユーロ圏投資家センチメント指数、20:30に英・ディングラMPC委員の発言、21:00にメキシコ・総固定資産形成、23:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、24:00に米・製造業新規受注、米・耐久財受注、25:30に米・6ヶ月債入札、30:00に韓・外貨準備高がある予定だ。パウエルFRB議長の金融緩和牽制発言にて上昇した米ドルの方向性を、じっくりと静観したい。
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