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月末の円高から一転、円安へと切り替わりつつある通貨強弱に注意か

相場レポート

月末の円高から一転、円安へと切り替わりつつある通貨強弱に注意か

月末の円高から一転、円安へと切り替わりつつある通貨強弱に注意か
本日のポイント
  1. 加・雇用統計
  2. 米・ISM製造業景気指数

前日の米国通貨は、本日の米国時間で雇用統計発表を控えた加ドルが、対円で上昇した。加ドル円は108.061から109.451まで約130pips反発。時間足にて200SMAのレジスタンスを実体足で上抜けた。テクニカル的には、加ドル円は日足20MAをまたいでの方向感を模索する値動きとなっており、日足RSIも50付近で停滞している。このまま12月月初に加ドルが対円での反発を継続させるのか、注目したい。

欧州通貨は、昨日発表されたスイス・10月小売売上高が、前月のマイナス0.6%からマイナス0.1%に改善したことで、スイスフランが対円で上昇した。フラン円は168.032から170.208まで上昇。4時間足ボリンジャーバンドでは+3σを一時的に上抜けた。日足では、ボリンジャーバンド+2σの範囲内に収まっているものの、下値を切り上げているため、月初の上伸性に警戒したい。

本日は、14:00に印・製造業PMI、16:00にトルコ・製造業PMI、16:45に仏・財政収支、17:00にスイス・実質GDP、17:30にスイス・SVME購買担当者景気指数、17:50に独・製造業PMI、18:00に欧・製造業PMI、18:30に英・製造業PMI、22:30に加・雇用統計、23:45に米・製造業PMI、24:00に米・建設支出、米・ISM製造業景気指数、米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、25:00に米・パウエルFRB議長の発言がある予定だ。月末の円高から一転、円安へと切り替わりつつある通貨強弱を、慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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