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最強通貨となったユーロの上値余地を要観察か

相場レポート

最強通貨となったユーロの上値余地を要観察か

最強通貨となったユーロの上値余地を要観察か
本日のポイント
  1. 米・財政収支
  2. 独・貿易収支

先週末の米国通貨は、米・11月ミシガン大消費者信頼感指数が、前月の63.8から60.4に低下したことで、米ドルが対欧州で下落した。ポンド米ドルは1.2237から1.2186まで下落。4時間足200SMA直下で下げ止まった。テクニカル面では、ポンド米ドルは日足にて下値を切り上げており、日足RSIも売られすぎサインの30を大幅に下回り19.1まで低下後反発しているので、今週の米ドルが軟化するのか、静観したい。

欧州通貨は、欧・ラガルドECB総裁が「政策金利は4%台を維持すればインフレ抑制には十分」「必要であれば再利上げをする準備がある」と発言したことで、ユーロが米国時間で最強通貨となった。ユーロ円は161.222から161.945まで上昇、高値を更新した。ユーロ円は上位足の週足でボリンジャーバンド+3σタッチをしており、月足ではRSIが75まで上昇しているため、このままユーロが上向くのか注目したいところだ。

本日は、15:00に独・貿易収支、16:00にトルコ・経常収支、16:30にハンガリー・鉱工業生産、18:00にチェコ・経常収支、20:00にイスラエル・貿易収支、21:00に印・消費者物価指数、22:00にフィリピン・経常収支、22:50に米・クックFRB理事の発言、25:30に米・6ヶ月債入札、28:00に米・財政収支、30:00に韓・輸出入物価上昇率がある予定だ。最強通貨となったユーロの上値余地を、じっくりと観察したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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