米・ミシガン大消費者信頼感指数にて米ドルが変動するのか注目か
2023.11.10
- 欧・ラガルドECB総裁の発言
- 米・ミシガン大消費者信頼感指数
前日の米国通貨は、昨日パウエルFRB議長が「さらなる引き締めが必要になれば躊躇しない」「労働市場はひっ迫しているが、バランスは改善している」と発言したことで、米国時間で米ドルが最強通貨となった。ユーロ米ドルは1.0725から1.10660まで下落。時間足200EMAタッチにて下げ止まった。このまま米ドルが本日の米国時間でも強さを維持するのか、指標発表と照らし合わせつつ注目したい。
欧州通貨は、昨日、英ピルMPC委員が「インフレ率を下げるためには金融政策の引き締めを維持する必要がある」と発言したにも関わらず、ポンドが対円で下落した。ポンド円は185.871から184.817まで下落。4時間足20MAを割り込んだ。ただ、上位足の日足では、ポンド円は依然10MAより上位で位置しているため、本日のアジア時間での英国の指標発表による変動に、十分注意したい。
本日は、16:00に英・GDP、英・鉱工業生産、英・貿易収支、ノルウェー・消費者物価指数、トルコ・雇用統計、トルコ・鉱工業生産、16:30にハンガリー・消費者物価指数、17:00にチェコ・消費者物価指数、17:30に香港・GDP、21:00にメキシコ・鉱工業生産、印・鉱工業生産、21:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、23:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、24:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。米・ミシガン大消費者信頼感指数にて米ドルが変動するのか、方向性に注目したい。
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