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英・CPIが前月と同様の6.7%となったポンドの方向性を注視か

相場レポート

英・CPIが前月と同様の6.7%となったポンドの方向性を注視か

英・CPIが前月と同様の6.7%となったポンドの方向性を注視か
本日のポイント
  1. 米・パウエルFRB議長の発言
  2. 米・新規失業保険申請件数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・9月住宅着工件数が、前月の154.3万件から147.3万件に減少したにも関わらず、米ドルが対円で小幅に上昇した。米ドル円は149.486から149.934まで小幅に上昇。4時間足20MAに下値をサポートされる形での上昇を見せた。テクニカル的には、米ドル円は日足RSIが上向き基調でマイナス3σを切り上げているため、米国時間での米ドルの値動きに注目したい。

欧州通貨は、昨日発表された英・9月消費者物価指数が、前年比で前月の 6.7%と変わらずステイしたため、指標発表直後に英ポンドが対円で下落した。ポンド円は182.800から181.658まで下落。時間足RSIのマイナス2σに沿って下落した。このままポンドが対円で弱含んでいくのか、本日後半の通貨強弱に警戒したい。

本日は、15:45に仏・企業景況感、17:00に欧・経常収支、17:30に香港・雇用統計、21:30に米・新規失業保険申請件数、加・鉱工業製品価格、米・フィラデルフィア連銀景況指数、22:00に米・ジェファーソンFRB理事の発言、23:00に米・中古住宅販売件数、米・景気先行指数、25:00に米・パウエルFRB議長の発言、26:00に米・5年債入札、26:30に米・バーFRB副議長の発言がある予定だ。英・CPIが前月と同様の6.7%となったポンドの方向性を、慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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